特定非営利活動法人 次世代教育推進機構
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  ホーム Sプリ 活用事例 門真市教育委員会「まなび舎Kids」「かどま土曜自学自習室」事業

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活用事例





大阪府門真市立沖小学校:スクールデータ。門真市「学びのネットワーク」
「サタスタ」スタッフの紹介


地域力を活かした学習支援の在り方をみる。門真市教育委員会「まなび舎Kids」&「かどま土曜自学自習室」事業。地域の力を結集し、子どもたちの自学自習を支える:大阪市の東に位置する門真市は、パナソニックや海洋堂といった有名企業が籍を置くことで有名です。今回は、門真市が実施する学習支援事業をご紹介します。 その大きな特色は、なんといっても地域力。各世代、多種多様な経歴の方々が、コーディネーター、管理員、学習アドバイザーとしてこの事業に参加されています。本事業の考え方、実際の進め方を門真市立沖小学校に取材させていただきました。取材:NPO次世代教育推進機構。
  教育委員会にお聞きしました。門真市教育委員会・生涯学習課 課長補佐 上田 修弘(うえだ のぶひろ)氏
 

「まなび舎」と「サタスタ」について
 子どもたちの学習習慣の定着を図り、家庭での学習時間の増加を目的として、「まなび舎」と「サタスタ」を開催しています。現在、「まなび舎」については、門真市内8小学校で、毎週水曜日の放課後14:40頃〜16:00の時間帯に実施。また、「サタスタ」については、14小学校で、毎週土曜日10:00〜12:00に実施しています。各校での進め方については、一様ではありませんが、基本的には「宿題」+「独自のプリント」+「Sプリ」で行っています。

「Sプリ」導入の経緯について
 使える教材がないかと探していたところでNPO次世代教育推進機構の「Sプリ」と出会いました。インターネット環境が無くても使用が可能で、且つ自分たちで習熟度に応じた教材を選べ、操作が簡単であるという点に魅かれました。今後は、「Sプリ」が少しでも多くの児童の「分かる」きっかけ作りとなり、学習習慣の定着につながることを期待しています。

  門真市立沖小学校「まなび舎」「サタスタ」取材記。二つの自習教室
 

 『おかえりなさい!』。管理員の皆さんが、放課後教室にやってくる一人ひとりの子どもたちに声掛けをします。門真市では、地域の方々の協力による子どもたちの自学自習の場として、毎週水曜日に「まなび舎Kids」(以下「まなび舎」)、土曜日には「かどま土曜自学自習室サタスタ (以下「サタスタ」)を実施しています。今回は、その両方を実施している門真市立沖小学校を取材しました。同校の「まなび舎」では、小学校1年〜3年を対象に32名の登録があります。低学年を中心とした教室は、元気な空気でいっぱいです。対照的に小学校4年〜6年を対象にした「サタスタ」(25名の登録)は、真剣な空気が漂います。

  Sプリへの感想
 

 取材当日の「まなび舎」への参加児童は27名。受付で、名札を受け取り、着席をすると各自の宿題を始めます。それが終わると、「Sプリ」のプリントに取り組みます。プリント1枚を終えると「プリントがんばろうカード」にスタンプを押すという工夫もされており、子どものやる気を支えます。コーディネーター歴6年の南部真紀子さんは「Sプリ」についての感想を『プリントの問題数が少ないので、沢山できて、子どもたちも楽しい様子です。満点が取れやすく、それが子どもたちの自信につながっているようです。』と話します。

  地域力を活かして
 

 二つの自習教室を取材して、私たちが一番驚かされたのは、そこに関わる地域の方々の熱意です。門真市の「まなび舎」「サタスタ」では、コーディネーター、管理員、学習アドバイザーが、児童に対応しています。まず、コーディネーターが教育委員会との打ち合わせをもとに教室を運営しています。また、管理員として参加されている地域の方々は、「Sプリ」からのプリント出力、丸つけ等の事務系等を担当。「サタスタ」では、高校からの推薦を受けて高校生が管理員として参加していました。その一人である高校2年の山口綾乃さんは、この8月から「サタスタ」に参加。『子どもと関わることが楽しいです。』と楽しそうに話す。そして、大学生を中心とする学習アドバイザーは、学習支援に特化。この三つ巴の地域力は参加する子どもたちの学びを大きく支えてくれています。この指導にあたる大学一回生の白江敬一さんの『問題に挑戦する子どもたちの姿を見ていると自分も頑張ろう!と思うんです』という言葉が印象に残りました。

  おしまいに
 

 門真市教育委員会の松本雄一氏によれば、「かどま土曜自学自習教室」への自治体からの視察訪問が多くなっているとのこと。教育課程の内容が増え、学習困難な児童・生徒も増加する中、地域力を活かしての学習支援を考える自治体が多くなっていると推察できます。門真市の場合は、各世代の人的リソースを最大限に活用することで、自習教室を上手く運営している好事例かと思いました。そこに関わる地域の方々の子どもたちへの熱意が、取材をする私たちにもしっかりと届きました。

 取材にご協力いただきました門真市教育委員会様、「まなび舎」「サタスタ」のスタッフの皆さん、また、とても元気で明るい門真の子どもたちに、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。