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活用校の声

2007年「アイテム」算数活用校アンケート

2008年3月上旬、19年度にご使用いただいた学校様へアンケートのご協力頂きました。
ご返信いただきました学校様の声をご紹介いたします。

(1) 「アイテム」の中で一番よい部分はどこですか?

(2) 使いづらい部分はどこですか?

(3) 貴校での活用方法をお聞かせ下さい。

(1) 4ステップの構成
基礎的な内容をしっかり押さえた上で、進みの速い子には自分でどんどん進ませ、その間に個別指導が必要な児童に指導することが出来ます。進んでいる子たちも難しい問題に挑戦することで応用力や思考力が身につくように思います。

(2) 特になし

(3) 2年間「アイテム」を継続使用してきて、全体的に思考力が高まったように感じます。1年目は高学年で使用し、今年度は全校で使用しました。使い方は各学年によって異なりますが、どの学年も一定の成果を得られています。基礎的な問題から発展的な問題まであるので、その児童の程度によって自分で進んでいったり、わからないところはお互いに教えあったりすることで、伝え合う力も身につき始めています。また、同じ答えであっても、別の考え方があることを知り、考え方を広げている児童もいます。来年度も是非使用したいと考えています。

(青森県・1~6年活用校)

(1) 4ステップの構成。子どもたちが無理なく学習を進められる。
基礎的な内容をしっかり押さえた上で、進みの速い子には自分でどんどん進ませ、その間に個別指導が必要な児童に指導することが出来ます。進んでいる子たちも難しい問題に挑戦することで応用力や思考力が身につくように思います。

(2) 特になし。学力調査のB問題で出されるような問題が学年のまとめとしてあればよい。

(3) 教科書で学習した内容をより深く理解し、定着を図るために「練習しよう」「確かなものにしよう」「考える力をつけよう」を利用している。ちょっと手ごたえのある問題を解かせることで、より確かな理解を図ることが出来た。

(秋田県・5,6年活用校)

(1) 計算ドリルも兼ねている
計算ドリルは、時間を計ってやらせることで子どもの意欲を高めている。1度やったところをしばらくしてから再び挑戦させることで、子ども自身も自分の伸びを実感することが出来ている。

(長野県・3,4年活用校)

(1) 4ステップの構成
本校は習熟度別(分割)少人数指導を実施しているので、個々の子どもたちの実態に応じて指導できる内容となっていると思います。また、算数の授業の中で5分間計算ドリルの学習を継続的に行えるのもいいと思います。

(2) やはり「つまづき」のある子どもたちがレベルの高い内容まで至らず、使えていない部分が出てくることは指導者側としてもつらい。

(3) 1年間、試験的に3,4,5,6年で使用しました。習熟度別コースの中で、なかなか内容の難しさから効果的な活用が出来ていないという声も出ました。新年度、新体制の中で更にどの様に使うか検討したいと思います。
* 豊富な問題量に触れさせることを重視しされるとのことで、20年度も継続使用いただいています。

(大阪府・3~6年活用校)

(1) 「授業でわかる」のコーナーがいい。算数の楽しさを味わえる問題があるから。

(新潟県・1~3年活用校)

(1) 4ステップの構成、発展学習、思考力を育てる問題があるのがいい。
学級全員が解くことの出来る問題だけでなく、考えることを楽しめる問題もたくさんありやりがいがある。計算ドリルの中に、簡単なものから難しいものまで入っているので、何回でもくり返し行うことができ力がつく。答えに詳しい解き方(解説)があるので分かりやすい。

(2) 子どもにとって良問が揃っているが、カラー刷りでないため取り組みにくい面があった。大事なポイントや図形には、色が付くと大変分かりやすくなると思う。

(3) 計算ドリルは目標時間を2倍にし、何回くり返し出来るかを試している。1回目(20問)が終わったら、1度丸つけをしてその後2回目に入るというやり方で行う。そのようにくり返し行うことで定着を図っている。単元が4ステップに分かれているので、「練習しよう」「確かなものにしよう」は授業中、あるいは宿題として全員でやっている。「考える力をつけよう」は指導を必要とする子どももいるので、進める子は「発展させよう」に挑戦させながら、授業中に全員が「考える力をつけよう」を終わらせられるようにしている。 「発展させよう」の類似問題を授業で1問取り扱うことで、考えることを楽しめるようになってきた。

(岩手県・5年活用校)

(1) 計算ドリルも兼ねている。思考力を育てる問題があるところ。
欄外についている計算ドリルは、その学年のものだけではなく、今まで学習した内容が含まれおり計算練習の総復習になっているところがよい。思考力を育てる問題が多く、子どもたちが「算数を考えること」を楽しむことが出来る、その点がよかった。

(3) 計算ドリルは、毎日家庭学習で取り組ませています。学習したノートは毎日提出させて担任が丸つけをし、間違えたところはその都度指導しています。比較的人数が少ない学校なので、少ない時間で個別指導が出来ます。そのためこの1年で計算力が向上しました。

(栃木県・4,5年活用校)

(1) 豊富な問題量、思考力を育てる問題があるのでいい。
繰り返し同じような問題が出てくるので、初めは問題の意味が分からない子どもも何度かやりながら自分で出来るようになっていった。いろいろな発展問題があり、しっかり考えて挑戦する態度が子どもに育ちつつある。

(2) 高学年ではやり残しがあり、分からないことに対し自信をなくしてしまう子どももいる。そのような場合は指導者のフォローが必要となる。

(島根県・1~6年活用校)

(1) 計算ドリルも兼ねている。
別途購入すると高くなるが、計算ドリルも兼ねているため、授業や宿題など多様な活用方法が考えられた。

(3) 本校では、A.宿題での計算練習として、B.朝自習での復習として、C.課題が早く終わった子に対しての発展問題、D.学年のまとめ、など様々な場面で活用している。

(東京都・5年活用校)

(1) 思考力を育てる問題があるところ。
思考力を問う問題は、個人差に対応した指導に活用しました。とてもいい問題が多いと思います。

(3) 本校では、5,6年の全員に購入させて昨年度初めて活用しましたが、満足に使いこなせた児童は2割程度の児童でした。保護者の方にお知らせして希望者のみに購入させる方法も考えましたが、そうすると個別指導への活用(個々の進度に合った活用)が難しいので、20年度は6年生に絞り、全員で活用しようと考えています。昨年度は授業での活用というよりも、放課後の個別指導や学期末、学年末のまとめとして活用していたようです。

(熊本県・5,6年活用校)

(1) 思考力を育てる問題があるところ。
児童の進度によって、ひとりひとりに合わせた内容で使えるのがとてもいいです。

(3) 欄外の計算ドリルの問題量については、それぞれの先生方によって、多少意見が異なる部分もある。だが基本的な問題も多く、どの児童も自学自習出来る部分なので上手に活用しているというのが殆ど先生方の考えであった。

(北海道・1~6年活用校)

(1) 4ステップの構成がいい。
学級全員が解くことの出来る問題だけでなく、考えることを楽しめる問題もたくさんありやりがいがある。計算ドリルの中に、簡単なものから難しいものまで入っているので、何回でもくり返し行うことができ力がつく。答えに詳しい解き方(解説)があるので分かりやすい。

(2) 「授業でわかる」「スペシャルアイテム」は授業で行わなければ出来ない子がいて、時間数上できないところがあって残念だった。

(青森県・2年活用校)

(1) 4ステップの構成。
ひと段階ずつステップアップでき、子どもたちも目標を持って進むことが出来た。特に進度の速い子どもたちは、これまでのドリル等は簡単に解くことが出来ていたため、「アイテム」では自分の頭をフル回転させてチャレンジすることにとても意欲を燃やしていた。

(2) 「アイテム」算数を、児童全員が全てのページを解くことは無理である。しかし全校共通のおたよりを保護者向けに出して、導入の意図を理解していただいた。教科書で扱っていない問題もあり、どうしようかと思ったこともあったが、新学習指導要領では内容がほぼ戻ってくることを思うと、このままでやっていてよかったのだな、と感じた。

(3) 本校は昨年度初めて導入し、1年間手探り状態で進めてきた。各学年とも様々な使い方をしてみたと思う。欄外の計算ドリルは概ね好評であった。確実に(全員が)出来るため、1ページずつ、宿題の一部として出した学年もある。また時間的な余裕がなく、うまく使えなかった部分もある、との声もある。しかし、「来年度はどうしますか?」の問いには全学年が「使います!!」との返事が来た。また5,6年部では、「アイテム」国語も使ってみようと話し合っている。アイテム活用術の書籍や新聞等を参考にし、より有効に使っていけるよう、みんなで声を出し合ってやっていきたいと思っています。

(秋田県・1~6年活用校)

(1) 4ステップの構成と豊富な問題量。
1冊のテキストの中に基礎的問題と応用・発展的問題が絶妙に配置されており理想的なところがいい。

(2) 特になし

(岩手県・2年活用校)

ご多忙な中、アンケートにご協力頂きました学校様、先生方には心より感謝申し上げます。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 次世代教育推進機構
アイテム担当:齊藤 宏子

パンフレット「アイテム算数のご案内」

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