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日本教育新聞「アイテム」企画特集連動取材

日本教育新聞「アイテム」企画特集連動取材2020

1/13号日本教育新聞企画特集記事で大阪府・堺市立宮園小学校を取材させていただきました。宮園小学校様は、「思考力を伴う考え方」の育成を念頭に指導されており、『i・tem』は5年前からご使用いただいております。
学校長米川潤先生、寺田真也主幹教諭にお話を聞かせていただきました。

日本教育新聞企画特集取材記事(2020年1月13日付)と併せてお読みください。

『i・tem算数』で積極的に勉強できる環境づくり

日本教育新聞:

初めて『i・tem算数』をお使いになったときのご感想はいかがでしたか。

寺田主幹教諭:

最初に『i・tem算数』を見た感想は、「難しい問題の割合が多くないか?」と思いました。でも、実際に子どもたちが学習していくと、算数が得意な子どもたちの「先生、もう終わった。することない。」と発言することがなくなりました。これが一番魅力的でした。45分間ずっと子どもたちは頑張り続けるという環境をつくれるのはいいですね。

ノートに書くのと『i・tem算数』へ直接書き込みするのとではどちらで使用されていますか。

寺田主幹教諭:

『i・tem算数』を繰り返し使えるように、ノートに書かせている先生が多いです。特に子どもたちのまだ理解が不十分である単元・問題は、ノートに繰り返し学習させています。

子どもたちが『i・tem算数』に取り組むようになってから何か変容はみられましたか。

寺田主幹教諭:

積極的に取り組んでいると思います。「『i・tem算数』のこのページまでやりなさい」とは教員は指示していないので、子どもたちは自分の分からないところに対して時間をかけられますし、できる子は先に進みます。理解が不十分で手が止まっている子も、分からなかったら「分からない」と言って友達に聞いています。子どもたちどうしで教え合うようになったことも、すごくいいと思いますね。

i・tem算数』の多様な問題で児童に対応

寺田主幹教諭の授業

寺田主幹教諭の授業

寺田先生は授業で『i・tem算数』を使っていらっしゃいますか。

寺田主幹教諭:

授業では教科書をメインで使用していますので、『i・tem』は教科書の補助的な役割として使用しています。問題数も豊富ですし、教科書の発展問題に近いような問題もあれば、発展問題より難しい問題も載っているので、学習が進んだ子でも、手持ち無沙汰にならないように工夫して使っています。

難しい問題はありますよね。

寺田主幹教諭:

そうですね。難しい問題があるからこそ、基本的な問題がすらすら解けるような子どもたちに対しても、『i・tem算数』の骨のある問題に熱中しますね。また、以前に勉強した単元に立ち返るような問題が出てきたときに、「そういえば前にやったことあるな」などという機会もよくあります。

学習の振り返りにもなるのですね。例えばどのような場面ですか。

寺田主幹教諭:

昨日、体積のテストが終わり、教科書にある発展問題をやっていました。「終わった子は『i・tem算数』に取り組んでいいよ。」と『i・tem算数』の「チャレンジしよう」の問題を解かせていました。その中で表面積の問題がありました。小学校では表面積という言葉は学習しないのですが、体積の問題をすらすら解いていた子どもが、その問題にある三角形の面積の話になって「あれ?どうやって解けばいいのかな?」と考えていました。三角形や円の面積はすでに勉強しています。こういったページがあることで、45分間絶えず子どもたちが「もう終わったからすることがない」ということにならないことが非常に魅力的だと思って『i・tem算数』を使っています。

なるほど。発展的な学習に適していると実感されているのですね。基礎をもっと学習させたい子どもたちに対しては『i・tem』はどのような利点があるとお考えですか。

寺田主幹教諭:

『i・tem算数』の基礎のページは、教科書とは違う同じくらいのレベルの問題を数多く練習できるのがいいですね。私が担任を受け持っていた時に『i・tem算数』を使用する以前は教科書とは別に子どもたちにプリントや練習問題を補うために何かしら用意しなければなりませんでした。今は『i・tem算数』を活用して補うことができるので、非常に助かっています。

寺田真也主幹教諭(左)米川潤校長(右)

寺田真也主幹教諭(左)
米川潤校長(右)

子どもたち自身が未知の問題に挑戦する

算数の副教材はどのように検討されているのですか。

米川校長:

年度当初に必ず教材採択委員会があるので、そこで各学年で算数教材を何にするか決めます。

寺田主幹教諭:

今年は学力向上担当の先生が「『i・tem算数』を使用したいのですが、いかがですか」と提案していましたね。

御校では5年前から『i・tem算数』をご使用いただいておりますが、先生の入れ替わりについてはどのようにご対応なさっていますか。

寺田主幹教諭:

今年は新しく来られた先生が4年生と5年生の担任をしています。4年生のクラスには私が算数の授業補助に入っていますし、5年生のクラスには去年一緒に算数の授業をしていた先生が授業補助に入っています。『i・tem算数』を使用したことがある先生が、どのように使っているのか見ながら、授業をしてもらっています。

『i・tem算数』を継続してご使用いただいているのはどのような理由ですか。

寺田主幹教諭:

『i・tem算数』が子どもたちの算数の学習に根付いているからですね。教員からも「子どもたちに合わない。別の教材をやりたいです。」という話が出てこないです。

米川校長:

『i・tem算数』は絶えず進化していっているので、なかなか外すことはできないです。これからの世界が求める力は、子どもたち自身が未知のことに挑戦することだと私は思います。『i・tem算数』には、子どもたちがこれまでに学んだ知識から、新たな問題に挑戦させるような場面があります。「主体的に学ぶ」ことの必須事項として「思考力を伴う考え方」が必要だと私は思います。

校長先生のおっしゃる通り、子どもたちが未知のものと出会うときに、それを自ら考える姿勢は、子どもたちのこれからの学習に必須ですね。他に『i・tem算数』を使用し続けている理由はありますか。

寺田主幹教諭:

教員がプリント作成のために時間を割くことがなくなりました。今までも過去に作った問題のプリントのストックがあったのですが、どのプリントを子どもたちに学習させるのか選択するのに時間がかかっていました。また、問題作成から時間が経過していて、学習内容が古くなっていたものもありました。『i・tem算数』には子どもたちが楽しい、挑戦したいと思える問題がいっぱい詰まっています。教科書改訂時に新しく問題を作成する時間が授業計画や授業時間に充てられるところもいいですね。

『i・tem算数』が先生方の時間短縮にもお役に立てているのですね。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

School Data

印西市立原山小学校
大阪府・堺市立宮園小学校
児童数:87名
学校長:米川潤 

パンフレット「アイテム算数のご案内」

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